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多分どこにも書いていない「メダカの正しい飼い方」を語る

更新日:2022/07/25
メダカの正しい飼い方

なぜか急にメダカの飼い方を語る水泳ブログ

子供がいれば一度はメダカを飼うことになるだろう。
簡単そうですが、やはり生き物。難しい。
無知だと死なせてしまうので、知識をつけておきたい。

元々アクアリウム好き、メダカも研究と勉強をしてある程度わかってきたので、
どこよりも本格的に書き残しておく。

1、水槽で一つの安定した世界を作る

生態系説明図
※引用元:https://www.kaijipr.or.jp/mamejiten/shizen/shizen_4.html

魚の飼育とは生態系を作ることです。

ようは、特定の生き物だけが住む世界ではいけないということ。
細菌、プランクトン、水草、魚、これらで食物連鎖を安定させるのがコツです。
水道水は生物が少ないので透明。不安定なので水が悪くなりやすい。

光をあてて放置すると植物プランクトンが繁殖します。
すると植物プランクトンを食べる動物プランクトンが繁殖する。
この状態になると水は生物だらけになる。

偏った生態系にならず、弱い病原菌等が異常繁殖することはない。
メダカが死ににくい安定した水です。

2、具体的にどうするか?

光で生命が増える

一番大事なのは光です。

室内で飼うなら水槽用の照明を買います。
外なら半日くらい太陽光が当たるようにすれば良い。
とにかく植物プランクトンを増やします。

植物プランクトンさえ増えれば、光合成での酸素供給も水の浄化も十分。
濾過装置は不要です。そのためなんとかして光は確保したい。
室内で光を確保できないのであれば飼うべきではない。

ここで重要になるのが、水草を入れ過ぎないこと。
植物プランクトンのライバルは水草です。
栄養の取り合いをして、どちらかが勝つ。
水草が勝つと共存していた細菌や動物プランクトンも激減するため、
ろ過装置や高頻度な水替えが必要になる。

ろ過装置無しなら水草はごく少量、もしくは入れない方がいい。
外で飼うならホテイアオイは入れてはダメです。
栄養がカスカスになり、その状態に強いアオミドロが大繁殖してしまう。
ただ、透明な水が好きなら入れていい。

3、あとはその状態を維持

水替えは栄養補給

定期的に水替えをして栄養分を補給します。

水替えはミネラル分等の栄養補給と考えてください。
水槽の水は常に綺麗です。
植物プランクトンの栄養となるミネラル分等を補給するために水替えをします。

生態系を維持するための水替え。
この意識でできれば週1回はやりたい。
替える量は4分の1くらいで良いです。

外の睡蓮鉢で飼う場合も、雨に関係なく水替えは必須です。
雨はミネラル分が少ないので栄養補給になりません。
実は水道水は栄養が豊富なのです。

まとめ


※左側は日除け&稚魚スペース

メダカを頂点とした安定した生態系を作るのがコツ

植物プランクトンが豊富で少し緑色をした水の方がメダカにとっては良い水です。
生物がびっしり詰まった水になると、生態系は安定する。
外で飼うと自然と生物が増えるため、メダカはとても元気です。
稚魚もプランクトンを食べて勝手に大きくなります。

というのが魚飼育の基本になるのですが、
ほとんどの人は知らないことで、塩素を抜いた水道水にぽいっと入れるだけ。
少しでも知識があればそうはならない。

水道水だけではなかなか生物が繁殖しないため、
庭の土を入れたり、外に溜めておいた水を入れたりすると良いです。
もしくは田んぼの土を購入しても良いですね。
ミジンコなどが勝手に生まれてくるので、より自然の状態に近くなります。

<こういうやつ>

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こういうのを意識して飼育すると楽しいです。
是非、メダカを飼う時は「水を作る楽しさ」も味わってみてください!

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