水泳はなぜ体幹が大事なのか?
体幹は日々鍛えないといけない
水泳はひたすらに体幹を鍛えます。
その理由を簡単に話したい。
1、水中では普通はバランスを保てない
陸上動物なので水中用にできていない。
人間は走るのが得意な動物です。
両手を振ってしっかりバランスをとって走れます。
そういう風に体ができている。
水中はそうはいかない。
右手を動かせばバランスが崩れ、ふらふらになる。
ここをどうにか良くするために必要な筋肉=体幹を鍛えます。
これは泳いでもあまり鍛えられないので、
陸上での専用の体幹トレーニングは必須とされています。
2、パワーと共に鍛える必要がある
プルの力が上がると体幹もより強くしないといけない。
基本的には練習をすればするほど泳ぐ筋肉は増えていく。
しかしバランスを取るための体幹力はあまり変わらない。
そのため、日々体幹トレーニングをしてバランスを保つ必要がある。
「筋トレしたら崩れる」というのはここもあると思います。
腕立て伏せばかりせず、体幹トレーニングも同じくらいやりたい。
物足りなくなったら片手にダンベルを持ってやるなど、高負荷でやると良いだろう。
ただこのあたり、まだ手法が確立されていないよう思えます。
3、目的意識をもってやるのが大事
体幹トレーニングはどれもフォームが難しい。
ちゃんと目的がわかっていないと効果は薄いと思います。
プランクでも正しい姿勢を維持しないといけない。
背中を反らすと何の意味もなくなってしまう。
実際の動きをイメージしてバランスを鍛える。
ここがとにかく大事なので、本を買うなどして勉強はしたい。
前に紹介しましたが、当チームはこの本を見てやっています(買わされた)。
娘は筋トレはあまりやらないのに、体幹トレーニングは大好き。
毎日の習慣としてよくやっています。
5年間もやっているとさすがに上手い。安定感が素晴らしい。
荒いフォームのわりに泳げているのは体幹のおかげだと思う。
まとめ
体幹トレーニングも含めて1日の水泳の練習が終わる。
泳いで筋肉・スタミナを鍛え、陸上での体幹を鍛える。
これをセットとして継続していくと良いと思います。
娘みたいにYouTube見ながらプランクする程度でも良いだろう。
重要視されているのは訳がある、と頑張ってほしい。
もちろん、それ以上に頑張りたいのは筋トレです!
※体幹はパワーを支える骨格みたいなもの
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