水泳の筋トレは筋トレマニアの真似をしてはいけない、という話
筋トレ
YouTubeでもいろいろ紹介されていますが、
「筋トレマニア」の方法は水泳選手には適していないことが多いと感じる。
そんなところを少し語りたい。
1、目的が違う
筋トレマニアは「筋肉を大きくすること」が主目的
とにかく大きくなればいい。
運動性とかバランスとかは無視です。
そのため、特定の部位を効かすことだけを考えたフォームになる。
なかやまきんに君の解説も筋トレマニアの方法と考えていい。
スポーツの実践的ではなく筋肥大に特化。
見た目を良くするだけのだけの筋トレです。
パワーリフティングの選手は競技として筋トレをしており、
同じマッチョながらボディビルダーとはまた違う。
水泳もそれと同じく水泳の筋トレをしないといけない。
というところで、筋トレの勉強をする際はここに注意。
2、スポーツの筋トレとは
体幹とバランスが大事だと思う。
狙った部位だけでなく、体全体も同時に鍛えたい。
しっかりと地に足付けて、ファイティングポーズでやるのが理想です。
何をやるにも背中をしっかり使い、体幹を鍛える。
筋トレマニアは背中を反らした状態でやることもありますが、
スポーツにおいては背中を反らす姿勢などすることは無い。
常に強くパンチを打てる姿勢で筋トレをやるのが良いはずです。
チューブを引っ張るのも、姿勢によって鍛えられる筋肉が全然違う。
自分がやる限り、ファイティングポーズでやるのが一番良いと感じます。
腕立て伏せも最大の力で床を押せる姿勢が良い。
3、筋トレは奥が深い
姿勢等によって効果が違ってくる。
「筋トレなんて効果が無い」と言う人は姿勢が悪かっただけかもしれない。
そこがあるので人の言うことはあんまり信用できない。
見た目は同じでも意識の違いで全然違ってくる。
個人的には、実際に行う姿勢・行動で筋トレをするのが一番良いと思っています。
だから、娘にもそうするように言ってはいます。
水泳ならとにかく背中を意識。背中に効かせろ!と指導したい。
そうすると、背中を反らすような姿勢にはならない。
言い続けているので娘も理解してくれてると思う。
この教育はけっこう大事。
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というところで、筋トレ解説動画とかは要注意です。
参考にする程度にして、自分がやる時は水泳の行動を意識してやりたい。
でっかい背中にしよう。
※ぶれない強さを手に入れたい
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