水泳選手コースの親ブログ

この水泳ブログは凡人を速くすることが目的、という話

更新日:2022/08/25
凡人を速くしたい

天才と凡人

世の中の99.99%は凡人だろう。
天才が目立ち、天才の手法が正しいと広まるものです。
スポーツは特にそれ感じてしまう。

自分はそこが良くないと思う。
凡人を育てることをもっと重視してほしい、という話を。

1、弱者を見捨てるのがスポーツ

自分はこう感じています。

勝つためにどうしても強い選手に注力してしまう。
その選手に合わせた練習をして、弱い子は放置、と。
結果、大きな差が生じる。

弱いのは努力が足りないから。やる気が無いから。
そう考えている監督も多いのではないかと思う。
結果、何も教えず「辞めていいよ」という雰囲気になる。

スポーツはあまりにも個々に差がつきすぎている。
ここは強く改善すべきところだと思います。

2、凡人を伸ばすトレーニングを求める

指導者は過去の成功体験に囚われないでほしい。

どの指導者も「成功体験」があるはずです。
昔はこれで伸びた。全国にいった。このやり方が正しい!と。
伸びないのはお前が悪い。これで優勝した子もいる!とやり方を変えない。

ほとんどの場合、才能がある子だから伸びたのだと思います。
したがって、天才しか通用しない方法ということになる。
だから結果を出せない凡人が量産される。

チームとして勝つことが目的ではありますが、
ほとんどの子と親は「そこそこ上手に」が目的だろう。
指導者と選手の目的がずれているのも大きな要因だと思います。

どの子供も「まぁまぁ上手かった」と良い思い出で終わらせたい。
そこをもっと重視して指導すべきだと自分は考えます。

現実はほとんどの子が自信を無くすスポーツ体験になっている。

3、簡単なのはパワー

ということでいつもの筋肉の話になるのですが…

そう技術力が必要ない水泳はパワーでなんとかなる。
筋肉を落とさないよう食事はしっかりして、筋トレで鍛え上げる。
技術力が無くてもパワーさえあればコーチの目に留まるだろう。

現状のコーチでなんとかするしかないのだから、
何か光るものを見せつけないといけない。
「こいつはフォームを改善したら伸びる」と思わせたら勝ちです。

逆にパワーもない凡人はコーチも育てるのが難しいと思う。
決して諦めてはいないと思いますが、手の打ちようがない、と。
芯に当たればホームラン。そんな凡人は鍛えがいがあるものです。

凡人はアピールが必要。
天才とはまた違う努力をしないといけない。

4、みんなJOに行ってほしい

凡人を伸ばすことを目的に書いているのがこのブログ。

天才から見たら「精神力や技術力が大事」と言うと思いますが、
凡人にそんなものを求めてはいけない。
筋肉で強引に速くなるのが現実的と考えます。
凡人が集まる試合では筋肉量の差でほぼ勝敗がついています。

娘もどう見ても凡人です。
トップスイマーと比べると平凡にしか見えない。
明らかにパワーだけで勝っていっている。
勝った経験から精神力も技術力も身に付いたのだと思う。

本当、それでいいと思う。
天才の言うことを信じてフォーム改善なんてせず、
ひたすらに食べてしっかり泳いで筋トレすればいい。
というより、フォームが悪いのは筋力不足が原因だと思っています

娘はこれ以上伸びなかったとしても上出来な結果です。
この程度になれば子供も「水泳速かったよ!」と自信を持てるだろう。
これが半フリ30秒も切れずに終わると、水泳の話もしたくないと思うのです。

やっぱり、子供にそんな体験をさせてはいけない。
パワーさえあれば絶対にそうはならない。
だからひたすらに食事と筋肉の話。

そんなブログでもう少し頑張っていきます。

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