【レビュー】スイミング解剖学 #最高の水泳筋トレ本
スイミング解剖学
アメリカのトレーニング専門家の翻訳本。
筋トレに特化した水泳本ということで買ってみた。
1、水泳の筋トレが盛りだくさん
水泳で鍛えるべき筋肉と、その種目がわかる。
クロールはこの筋肉を使うのでこの筋トレを、と。
何を鍛える筋トレなのかを理解するためには最高の本です。
自重からウエイト、バランスボールなど何でもあるのも素晴らしい。
言葉で説明するより、この本を見せてやらせる方が良いだろう。
特に良いと思ったのが、「怪我をしないために」の解説がある点。
水泳選手はこのやり方の方が良いと、ちゃんと考えられています。
自分もそこは詳しくないので参考になりました。
水泳独自の考え方があるので、筋トレ上級者にもおすすめできる内容です。
2、注意点
解説されている種目が多く、初心者には不親切。
初心者が見たら「いったいどれをやればいいの?」と思ってしまうだろう。
やり方は違うけど効果がほぼ同じ種目もある。
そのあたりの判断ができないと選択が難しい。
どちらかと言うと、自分が今やっている種目をより知るためのものかと思います。
懸垂や腕立て伏せをより理解する、と。
筋トレで伸ばすというものではなく、正しい考え方を知る本と思っていい。
コーチから言われたことを理解する。
子供としてはそれを目的に買うと良いだろう。
3、まとめ
水泳の筋トレ種目が網羅されていて、
それぞれ詳しい解説付きという素晴らしい本。
何でこの筋トレをするの?という疑問に完璧に答えてくれます。
筋トレは理解してやることが重要なので、この本は最高と言える。
種目だけ紹介している無責任な水泳本とは違います。
必須かというとそうではないですが、有ったほうが良いのは間違いない。
自主的に筋トレをする場合にも種目選びに役立ちます。
飛び込みを鍛えたいならこの筋トレかぁ、とよくわかる。
自分も娘が筋トレやる気になったらこの本を活用したいと思います。
自分自身も教えるためにこれら種目をやっておこう。
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