水泳選手コースの親ブログ

水泳は目的とイメージを伝えて正しいフォームに導きたい

更新日:2022/08/24
理屈と合わせてイメージを

イメージが大事

多くの物事でよく言われることです。
意識が違うだけで効果も違ってくる。
そのため理屈と合わせてイメージも伝えることを心がけたいです。

娘によく言っているようなことを話したい。

1、腕立て伏せの場合

腕立て伏せは地面を押すイメージでやる

地面を押すイメージでやる。

腕立て伏せは主に大胸筋を鍛える筋トレです。
大胸筋は主に押す力となる筋肉。
手のひらで水を押す力がアップ=速くなります。

腕立て伏せはどうやってもできるので、フォームに個人差が生じやすい。
そのため、「上がる時に地面を強く押せ!」と指導する。
これで効果的に大胸筋を鍛えられます。

このように目的とイメージが合致していると、効果は最大になる。

2、水泳も同じ

何を鍛えているのか?を理解させたい。

水泳の基本は押す・引く動作です。
いかに後ろに強く押すか?これを意識するだけでだいぶ速くなる。
手の形や動きも自然と正しくなる。

「水をかく」という曖昧な意識ではいけないと思う。
とにかく強く押す。そうしたら自然と体全体の筋肉を使うことになり、
もっと強く押したい!となれば、腕立て伏せやベンチプレスなどの筋トレをしたくなる。
大胸筋だけじゃダメだ。チューブと懸垂で背中を鍛えよう!とも。

この意識は大事だと思っているので、時々娘にも話しています。
座っているその状態で椅子を後ろに押してみろ。
今使っている胸、背中、三頭筋、それらを鍛えないといけない、と。

子供は理屈だけで通用すると思ってはいけない。
イメージも合わせて叩き込みたい。
(それでもなかなか通用しないけども…)

3、イメージは人それぞれ

人によって最適なイメージは違ってくる。

「○○をイメージしろ」というのは人によって変わる。
「押せ」ではなく「水を真っ直ぐ引っ張れ」の方が伝わる子もいるだろう。
親や指導者やこのあたりの表現力を身につけたいところです。

自分も遊びでクロールの研究をしていた時、
「飛ぶように泳ぐ」をイメージしたら劇的に速くなった。
ちょうど水をかく角度が良くなったのだろう。
体が水面から浮くイメージで泳ぐと速い。

どうも違うと思ったら、次のイメージを与える。
これが上手なコーチは良いコーチだと思うし、
自分自身で試行錯誤できる子はセンスあると思う。

注意として、実現するためには筋力と運動神経が必要になる場合が多い。
なぜできていないのか?も理解する必要があります。

まとめ

何事も正しい目的を意識して行うのが大事。

この前の試合の日記にも書きましたが、胸と背中を使えていない子が多いよう思います。
学校やスイミングスクールの教え方は「腕だけで泳ぐ」なので、
その意識のままで選手コースも頑張っている可能性がある。

とにかく水を強く押さないといけない。
強く押す意識をすると自然と体全体を使うようになる。
「速くかく」イメージでは腕ばかり使ってしまいます。

ここは水泳の指導としてかなり大事だと感じたので、
是非このイメージを持たせてみてほしい。
オリンピックの水中映像を見せるとわかりやすいと思います。

このあたり、コーチはどう教えているのか気になるところではある。

※「大きな動き」を手を大きく動かすだけと勘違いしている子も…

紹介
関連記事
その他最新記事
最新記事
おすすめ
水泳選手コースの親ブログ

水泳の選手コースに通っている子の親が書いているブログです。
ジュニアスイマーの食事やトレーニング、試合のことなどなど。



プライバシーポリシー・広告について
(Amazonのアソシエイトとして、本サイト「水泳選手コースの親ブログ」は適格販売により収入を得ています)