水泳選手コースの親ブログ

水泳によくある「時代遅れの常識」について想うところ

更新日:2022/08/21
時代遅れの常識

理想と現実

大人なら理想を追求できますが、子供は現実との戦い。
何事も思う通りにはいかないものです。

ただ、ここを理解せず時代遅れな理想論を振りまく大人が多いので、
ちょっと反論的なことを語りたい。

1、「プロテインやサプリはダメ」

ちゃんとした食事で栄養を摂るべきだ、と。

いまだにこの考え方の人は多く、プロテインなんて邪道だ、と。
確かにプロテインやサプリは補助です。食事が理想。
しかし、現実的にはこれに頼らないと理想の栄養は摂れない。

水泳選手は1日5食が理想ですが、専業主婦ならできると思います。
しかし、今の時代はほぼ共働き。
そんな時間も無いし、真面目に作っていたら過労死してしまう。

その理想的な食事は誰が作るんだ?という話です。
理想論なんて無視して、現実的に補助食品に頼ろう。
親も子も楽で、どんな時もバランス良く摂取できる。

無理なく続けられるというのも大事な点です。

2、「お米を食べろ」

「ご飯を3杯食べろ!」という強制はいまだによく聞く。

食べる子にとっては簡単ですが、そうでない子は悩ましい問題だろう。
お米を食べる目的はほぼ糖質です。ただのカロリー摂取。
そのため、別にカロリーだけならジャガイモでも果物でも良い。
お米にこだわる必要は全くありません。

しかし、日本はお米神話が根強い。
「日本人はお米だ。お米が最強だ。お米で強くなる!」と。
昔はお米が貴重なタンパク質源だったので、この理屈はわかる。
今は言わずもがな、非効率でしかない。

娘はそこまで食べないので、カロリーはお菓子等でカバーしています。
脂質が多くなりますが、脂質も重要な栄養素。太らなければ問題無い。
逆にお米中心では脂質が足りないのではと思います。

お米は理想の結果を目指すプロセスの一つでしかない。
代用はいくらでもあるので子供に合わせたい。

3、「太ってはいけない」

太るのは悪というのが常識になっている。

太りすぎはダメですが、少々は太るくらい食べないといけない。
筋肉を付けるには太るくらい食べることが重要だからです。
太ったらまずは合格なのが水泳選手コース。

なのですが、「絶対に太ってはいけない」と食事を制限させる。
まだこう考えている人が多いよう見えます。
これでは筋肉に支障が出てしまう。

子供は筋肉を付けることを重視して、太り気味を維持するのが良いと思います。
毎日の練習を絶対に無駄にせず積み重ねていく。
マッチョ化が何よりも最優先。

水泳の本番は高校生。
それまでは筋肉重視で食事はしっかりやりたい。

そんなところで…

時代遅れな考えがまだ根強い。

非論理的、宗教的なことを言う人はまだ多いものです。
新しいものを受け入れられない大人はとても多い。
自分自身もそうなってはいけない。

手法はいろいろありますが、結果さえ良ければいい。
手法やプロセスを断言する情報は疑ってかかりたい。

自分もこんなのを信じて教育していたら、娘は筋肉モリモリになっていないだろう。
糖質は糖質。その知識があればお米になんてこだわらない。
肉は良いけど、筋肉のプロであるボディビルダーはプロテイン漬け。
結果を出している人の真似をするのが一番良い。

とにかく健康にマッチョにさえなればいい。
それに至るプロセスは無限大にある。
自分に合ったプロセスを選んで実践していきたいです。

※使えるものは使おう。

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