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意外と盲点な「運動神経と技術力」の話

更新日:2021/04/15
意外と盲点な 運動神経と技術力の話

運動神経と技術力の関係性を意識して指導を

前に筋力と運動神経の関係について書きましたが、
今回は「神経」をテーマに書きたくなった。

盲点になっている人も多いのではないかと、語りたい。
子供の教育に少しだけ役立つ内容だと思う。

1、運動神経の不思議

最初は思った通りに動かない

やり方がわかっていても、その通りにできないのが人間です。
例えば、自分は右腕ならボールを綺麗に投げられます。
しかし、左腕は女の子投げのようなフォームになってしまう。
正しい投げ方をわかっているのにもかかわらずです。

何回挑戦しても、全く綺麗なフォームにならない。
ここが運動神経の面白いところです。
ようは、ずっとやり続けて慣れないと理想のフォームはできない。
左手で綺麗に投げられるようになるまで1年以上はかかるだろう。

今、当たり前のようにできていることは、過去に長時間練習したからです。

2、水泳の技術も同じこと

わかっていてもできないものと考えたい

コーチが教えて子供が理解したとしても、できるかどうかは別問題。
普段使わない動きのため筋力不足でできない場合もあれば、
前述した運動神経の問題で動かない場合もある。
いきなり「左手で包丁を使え」と言われるようなものですし。

普通に考えたらわかるものですが、
意外と盲点で「なんでこんな簡単なことができないの!?」と怒ってしまいがちです。
そうなると子供も「俺は下手なんだ…」と自信を無くしてしまう。
スポーツの指導はこうなると最悪。

最初はできないで当たり前。
ここは教えておきたいところです。

3、できると信じて継続

スポーツの上達は継続しかない

不思議なもので、練習して寝たらできるようになっているものです。
体育の体操の授業なんかはわかりやすいですね。
その日はいくら頑張ってもダメだったのが、次の日にはできた、と。
諦めずにやり続けるということは、本当に大事だなと感じました。

継続したらできるようになることは、大人にとっては常識。
しかし、子供はそんなことわからないので、「俺はダメ」と思ってしまう。
この部分の教育、成功体験は重要です。

水泳以外もいろいろ挑戦させたい。

まとめ

技術力の上達には絶対に時間がかかる

うちの子もそうですが、3年練習してやっとまともになりました。
いつかできるようになる。その気持ちで焦らず待ちたいところです。
野球でも1年では試合に出られるほど上達しません。

運動神経を繋げて思う通りに動くようにしてから、技術力へ。
より良い動きにするべく難しい練習をしていきます。
いかに早くこの段階に移れるか?がどのスポーツにおいても大事。

あとは、前にも書いたように筋力を付けることですね。
正しいやり方がわかっても、それを実現できる筋力がないとできない。
しっかり食べて、しっかりトレーニングすることも忘れずに。

水泳、自分はよくわからないけど、
簡単そうに見えて難しいのだと思う。

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