水泳選手コースの親ブログ

ジュニアスイマーはターンが下手でもったいない子が多い

更新日:2021/04/22
ジュニアスイマーの課題 ターンについて想うこと

ターン!!!

水泳のターンってかっこいいですよね。
素人がやったら鼻に水が入って「アァ!!!」てなるなる。

そんなターンの話しを少々。

1、速くなるには必須

ターンが下手で速い子はほぼいない

小学生の場合、スピードに差が無くてもターンで差が出ますよね。
20mまで同じだったのに、そこから引き離される。
それが短水路200mとなるともう、3秒以上差が付く。

そのため、小学生ならターンを練習するだけで劇的に速くなる。
一番手っ取り早くタイムを上げる方法だと思う。
スピードはあるのに遅い子とかまさに。

…とは誰もがわかっているけど、難しいんやろなぁ…

2、ターンが下手な理由

見ていると、下手な具合もいろいろあるのがわかる。

・距離が近すぎる
・回転が遅い
・蹴りが弱い
・ドルフィンキックが下手
・浮き上がり時に失速

特に浮き上がり時の失速はよく見られます。
速い子はスピードを落とさずスイーといきますが、
遅い子はいったん止まるように見える。

ビデオで見たら明らかに下手なのがわかるので、
子供と一緒に見て研究すると良いかなと思う。
浮き上がろうと顔を上げたり、バタ足が早すぎたり。

小学生の間はドルフィンキックができなくても速い子は多いですね。
地方で一番速い子も割と早く浮上しています。
そのため、それ以外をまず上手になりたいところです。

3、娘の場合

ドルフィンキック以外は昔から上手かった。

小学5年まではすぐ浮上して泳ぐスタイルでしたが、
失速はせずそこそこ良いターンだったと思います。
長距離が速い理由の一つでもあったと思う。

小学6年からはドルフィンキックに目覚めたようで、
一転して誰よりも長く潜水するスタイルに。
これにより腕の疲労も軽減するのか、2フリがまた速くなりました。

浮き上がり時の失速は見られず、確実にプラスになってる。
これから見るに、やはり先に失速しないターンを練習すべきかなと思います。
失速する子はビデオで見てもすぐわかるので、いっしょに研究すると良いと思う。
オリンピックとかの水中映像も良いですね。

娘のように練習で覚えたら良いのだけど、
覚える雰囲気が無ければ何かしらきっかけを与えたいところ。

4、速い子でもよくあるダメなターン

練習と同じターンを試合でもやってしまう子が多い

練習のターンというのは、「右側通行」です。
必ずコース右寄りを泳いでしまう子はかなり多い。
トップクラスの子でさえ右側通行だったりします。

笑ってしまうほど本当に多い。
タイム的には大損なのは間違いない。

練習ではターンで右側に行くのではなく、
ターン後に泳いで右側に行く癖を付けると良いと思う。
まだそっちの方がマシなはず。

そんなところで

結局はやはり、練習でやっていることを試合でやってしまう。

全力になると無意識になるので、練習と同じ動きになると思います。
練習の雑なターンばかりしていると、試合も雑なターンになる。
そのため、ターンも試合と思って全力でやるのが一番の成長になるはず。

そんなことをビデオを見ながら教えると良いかな、と思った今日この頃です。
Youtube配信便利。

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