水泳選手コースの親ブログ

昔からずっと思っているクロールのフォームの謎

更新日:2021/09/29
クロールのフォームの謎

シーズン終わり

9月は試合もなく(というか中止になり)、ゆっくりな週末。
コロナも収まったので、10月からは普通に試合がありそうですね。

そろそろ会場で観戦したいものですが、
それはもう永遠に無さそう…

1、クロールのフォーム

初心者と選手とでは教えるフォームが全然違う。

自分も小学生の頃にほんの少し水泳を習っていたのですが、
「体は真っ直ぐ固定!手を前に三角形にして!」みたいな感じだった。
完全に手だけで泳ぐ姿勢で、こんなのスピードが出るはずがない。
クロールの基礎としてはこうなるのだろう。
コナミも習いたての初心者にはこんな感じに教えていた気がする。

馬鹿正直にその姿勢で泳いでいましたが、
高校生の時に「これは違う」と気づき、自然なフォームにしたら劇的に速くなった。
水泳を習った意味があったのかと思う。

選手となると「体全体で泳げ!」と、背中を使った泳ぎになる。
自分の経験からもこれはわかる。
もはや別物。

2、抜け切れてない子が多い印象

選手でも手だけで泳いでいる子が目立つ

昔の初心者フォームが残っている子がとても多い。
低学年はほとんどがそうで、パターン!パターン!な動き。
3年生くらいまでは仕方ないとして、高学年でこれはいけない。

初心者の頃のフォームは間違いだと教えたほうがいいと思うのです。
正しいと信じているからか、抜け切れてない子が本当に多い。
一刻も早く背中を使うパワフルな泳ぎが正解だと気付かせたい。

ずっと試合を見てきた中で、ここが強く感じる点です。

3、必要なのはやはり筋肉

手だけで体を浮かせるほどの力がほしい

あれから自分なりにクロールを研究していたのですが、
コツは「体を浮かすように泳ぐこと」だとわかった。
飛ぶイメージで手を動かす。これで25mがあっという間に。

しかし、それはかなり力が要る。
必然的に背中を使った泳ぎになり、疲労が凄い。
この正しいだろうフォームは筋肉が無いとできないのは間違いない。
だからこそ、手だけで泳ぐフォームから教えるのだとは思う。
(自分は野球をやっていたので力はあった)

とはいえ、いつまでも手で泳いでいては背中の筋肉が付かない。
一時的にタイムが遅くなったとしても、背中で泳ぐフォームに切り替えるべきだろう。

4、というところで

間違ったフォームを教える初心者向けレッスンは悪影響なような…

水泳はいかに早く背中の筋肉を増やすか?が勝負どころ。
普段の練習で背中を使った泳ぎをしないと、いつまでも大きくならない。
最初からスピード重視の泳ぎ方を教えても良いのではと、素人なりに思ってしまう。

--

…と、自分自身の経験もあるのでずっと思っていたことでした。

本当、あのクロールの初心者フォームが謎すぎる。

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