水泳選手コースの親ブログ

なぜ水泳選手は食事が大事と言われるのか?

更新日:2021/09/06
なぜ水泳選手は食事が大事?

「水泳選手は食事が最重要」

よく聞く言葉で、自分もそう思っています。
いつも書いていることですが、
水泳ネタが無いので考えの整理も兼ねてまた書くことにした。

※ただ自分が思ってるだけなので注意

1、水泳で速くなるために必要なもの

基本はやはり次の3つだろう。

・技術
・パワー
・スタミナ

技術は意外と習得が難しく、
完璧にできているジュニアスイマーはほとんどいない。
目に見えてダメな部分とわかるので、親も気にするところだと思います。

しかし、なかなか良くならない。
ここがコーチへの不満が出たりと、水泳の負の面に思える。

指導の問題もあるとは思いますが、
それ以前にパワー不足が原因であることが多いと考えています。

2、技術はパワーがあってこそ上達する

正しいフォームはパワーが無いとできません。

どのスポーツでも言えることです。
ここを知らず無茶な要望をする人が多いよう感じる。
正しいフォームというのは、しっかりした筋肉があってこそできるもの。

したがって、パワーを付けることが第一優先です。
その先に技術、スタミナがある。

ではパワーを付けるにはどうすれば?ですが、ここが「食事」になる。
だから「食事が大事」と言われるところです。

3、食事が大事な理由詳細

栄養に余裕が無いと筋肉は増加しない。

筋肉を作るにはかなりの栄養を消費します。
タンパク質を中心とした、全ての栄養素が満ちている必要がある。
なにか一つでも栄養が足りないと、筋肉は増えないと考えていい。

子供の場合、身長も伸びるので栄養の消費が激しい。
身長増加にも栄養を使い、筋肉増加にも栄養を使う。
ジュニアスイマーの場合は激しい練習で栄養を消費するため、死活問題。

水泳の練習で1000キロカロリーは消費するため、
食事(栄養)が足りていないと身長が伸びません。
もちろん筋肉など付くはずもない。

栄養が足りていないと、練習すればするほど体は弱くなる。
この負の状態に陥っているジュニアスイマーは多いと思います。

4、とにかく全ての栄養を満たす

体が好きなだけ栄養を使える状態にしておきたい。

身長が伸びるということは、骨だけじゃなく筋肉も増えます。
血管も皮膚も毛も増える。カルシウムだけじゃダメで、全部必要です。
筋肉も同じで、タンパク質だけじゃダメ。ビタミンも要ります。

ジュニアスイマーの場合は特に欠乏しやすいのが糖質。
とにかくたくさんのカロリーを摂取し、痩せないようにする。
ご飯やパン、お菓子をたくさん食べて、かつ肉と野菜も。

筋肉は太るくらい食べた方がつきやすいので、
少し太り気味な食生活にすることが大事だと思います。
水泳の場合、太ってもそうタイムに影響は無い。

食事がちゃんとできたら、自然とパワーがつく。
そしたら、技術も上達する。

5、食事で忘れがちなこと

食べる量は日々増やすこと

身長・筋肉が成長すると必要量も増えるので、
今までより食べさせないといけません。
高校生が中学生の時と同じ食事ではいけない。

特にタンパク質はかなり増やす必要があります。
肉だけだと難しくなるので、プロテインがほぼ必須。
マッチョな高校生はボディビルダー並に栄養を考えたい。

というところで、食事もだんだん難しくなります。
伸び悩んだ時は食事が本当に足りているか?を確認したい。

まとめ

水泳は筋肉。筋肉は食事。

筋肉を増やすといえば筋トレというイメージがありますが、
水泳は泳ぐことが筋トレです。
泳いでいるだけでマッチョになる。

練習でいかに最大限筋肉を増やすか?という勝負。
食事をしっかりして栄養を満たす。
そうして練習を全て筋肉にする。

人間、筋力増加についてはそこまで個人差は無いので、
他の子と比べて筋肉が少ない場合は食事が足りていない可能性が高い。
子供の練習態度等の可能性もありますが、まずは食事と考えたい。
食事が完璧なのにダメなら子供が原因とわかる。
実際、フォームの善し悪し等で筋肉増加量に差は出ます。

--

個人的な考えでは、「太っていないと食事は失敗」です。
太っていないならばもっともっと食べさせてみてほしい。
目に見えて筋肉が増えていくはず。

最近は優れた栄養補助食品がたくさんあるので、
そんなのも利用していこう。

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